自己破産の手続き|弁護士選びのポイント

自己破産の管財事件と同時廃止事件の違いについて

自己破産手続きは法律知識のない一般の人にとって非常に複雑にできています。

 

特に自己破産の手続きが行われている過程で価値のある財産の有無によって2つの流れに分かれる箇所は分かりづらいとされています。

 

1つは、処分して返済に当てる価値のある財産を有している場合の管財事件、もう1つは価値のある財産を有していない場合の同時廃止事件です。

 

以下では、この2つの手続きの詳細について確認していきます。

 

1.管財事件不動産や自動車など価値のある財産を有していた場合に行われる手続きが管財事件です。

 

同時廃止事件に比べると非常に手続きが煩雑であることが特徴で、処分する財産を管理する破産管財人の選出や債権者との話し合いを行う債権者集会の召集、処分した財産の分配などを行わなければなりません。そのため、なかなか自己破産者が1人で行うことは難しく、弁護士や司法書士に手続きを依頼することが一般的です。

 

2.同時廃止事件価値ある財産を有していない場合に行われる手続きが同時廃止事件です。

 

同時廃止事件は、管財事件に比べ手続きは相当に簡略化されています。

 

なぜなら、処分する財産が存在しないため、その財産の管理や分配を行う必要がなく、管財事件のような手続きが不要だからです。そのため、管財事件と違い自己破産者が1人で手続きを完了させることも難しくはなく、少しでも費用を抑えたいという方は自身で手続きを行うと良いでしょう。