自己破産の手続き|弁護士選びのポイント

自己破産の手続きの流れ

借金の返済には「任意整理」「個人再生」など、さまざまな種類がありますが、これらの手段ではどうしようもなくなり、
もう自分の力では借金を返済できなくなった場合、取るべき方法は「自己破産」です。

 

自己破産(破産宣告)と聞くと、借金のすべてがチャラになる最終手段のようにとらわれがちですが、決してそうではありません。

 

自己破産とは債権者にもう支払いができないと宣言するだけのもので、この時点では借金の支払い義務は残っています。

 

自己破産をするには、裁判所へ自己破産の申し立てを行い「破産手続き開始決定」を受ける必要があり、その次に「免責許可の決定」を受けることで初めて
自己破産が完了します。

 

●免責許可を受けられないパターン

 

自己破産は簡単にできると思われがちですが、免責許可を受けられないパターンも存在します。

 

・借金の大半がギャンブルによる借金である場合
・10年以内に免責を受けていた場合
・自己破産の為の費用を他からの借金でまかなった場合
・自己破産を受けるために財産を隠したり、名義を変更した場合

 

など、絶対に免責許可を受けられない場合もありますので注意しましょう。

 

●自己破産宣告の方法

 

自己破産宣告をする債務者が裁判所へ申し立てを行い、必要書類(破産・免責申立書、陳辻書、債権者一覧、資産目録、家計全体の状況)を申請、

 

裁判所が債務者の状況を調査し、申し立てから1~2ヶ月後に裁判所から呼び出しがきますので、その際に聞き取り調査をされます。その後裁判所
の審査の結果、支払い能力がないと判断されると、数日後に「破産手続き開始決定」が下ります。

 

この「破産手続き開始決定」が下りたのちには債務者の財産を破産管財人が選任されたのち、破産手続きが勧められます。

 

財産がない場合「同時破産廃止」の決定が下され「免責許可の決定」となり終了します。

 

自己破産が完全に終了するまでには、早くて3ヶ月、長くて1年以上かかりますので、早く借金を解決したい場合には早めに弁護士へ相談しましょう。